こんちくわ!seitarouです。
体育の日を交えた3連休。しかし私は祝日お仕事で普通の週末。
とても遠征する気にはなれず、近場の御在所藤内壁へ。
当然、仲間はみんな遠征へお出かけ。
だれも遊んでくれる人は居らず一人で出かけました。

写真は御在所へ向かう途中に通りがかったコスモス(だと思う)畑。
早速ですが、藤内壁へ向かいます。
ここに来るのは久しぶりではないけれど、最近までアルパインや沢に意識が向いていたのでガッツリとフリーをヤル気満々で来るのは久しぶり。
何から登ろうかな~。クラック中心でやろうとは決めているものの、一人なので計画も何も無く、なんとなく一壁へ着いて目に入ったのが宇宙遊泳(5.10b NP)これをトップロープで登れる様になったのは2年前。
核心部での微妙な登攀。そんな所にかぎってカムの微妙な効き具合。怖くてリードできずにいるルートです。

もういい加減リードしてスッキリしたい所。
ロープをフィックスして久しぶりに登ってみます。
・・・・核心部でいきなりのテンション!!
その後、上部の核心でまたもやテンション!!
もう一度、登ってみるもギリギリ。。。。
私、何やってんだろ。
少々、落ち込みながらも隣のブーメラン(5.11b)にロープを掛け替える。
ハングを越す如何にもフリー!といった風の気持ちのいいルートで
ここも今年の春に何度も登り、次はリードしようと思っていた自信のあるルートだ。
・・・核心に到達する前にテンション!
核心部では、何度もテンションしてやっとの思いで終了点へ。
もう一度やっても似たようなもの。。。。
これには正直凹んだ。
何かがおかしい。否!これが実力なんだ。
自分のセンスの無さに腹がたつのを通り越して、なんだか泣きそうになった。
その後、もう何も保持出来ないな。と感じるまで繰り返し登って体をいじめ、手足を擦り傷だらけにしても非力な自分を慰める事はできず、脱力感を感じながら藤内壁を後に。
うさぎの耳に差し掛かり、あまりに取り付きが手軽な為、いつでも登れると思いながら中央に走る美しいクラックをまだ登った事がないと気がつき、時間も早いし登ってみる事に。
ハングオーバー(5.10- NP)

一本登ってみて、次にカムをセットしながら行ってみたが、最後の乗っこしで、もう一本カムが欲しいが余裕が無くランナウトした。
藤内小屋に着くとおじさま達が、今日は一人??なんや~そんなら飲んでけよ~。。。(どういう理屈かわかりませんが)
・・・で、誘惑に負けまして。
翌日。
当然、呑みすぎです。
今日はHIさんと約束しておりました。
藤内小屋で待ち合わせ、朝ごはんなどに付き合っていただき、またもや壁へ。
この日は、どこにいくかは決めていました。
モンキーフェイス(5.10a)

その名の通り、登攀意欲そそられる猿の顔をした岩。
実は初見。
まず中尾根P4の1P目を登ってアプローチします。

急に寒くなった気候のせいか、なんか怖い。

完全に自信喪失してます。
終了点から猿の頭の上へトラバース。

当然オンサイトなんぞするモチベーションが無く、トップロープを落とす。
下部のクラックはレイバックで

上部が微妙でなんとかノーテンで行ったもののオンサイトだったら失敗してた感出まくりでした。
続いてHIさん。

HIさんも上部で苦戦。
何度かトップロープをやっていると、上部はクラックよりもスラブとして考える様になり
不思議なもので、考え方が変わっただけでスタンスが見える様になる。
5.10aのクラックは曲者だが5.10aのスラブなら恐るに足らぬ。
リードトライ

無事RP。
次に猿の後頭部。モンキーバック(5.10d NP)へロープを落とす。
HIさんのトライ。

ハンドジャムの連続(私はこれをジャムジャムと呼んでいる)で、真っ直ぐに伸びるクラックでハングを乗り越えるという、美しいクラックルート。

下部はハンドのみならずフットもジャムジャムで、この快適さは快感に近い。
しかしハングに差し掛かるやいなや、いきなりジャムの効きが悪くなる。

結局、ここからジャムを効かせられず敗退。
今の私では太刀打ちできない・・・。
しかし登れませんでしたが、このルートは気持ちいい!!(こんな感情はじめて)
来るたびにしつこく取り付いてやろうと思います。
その後、一壁へ行きコンテスト(5.10a)
そして宇宙遊泳(5.10b NP)やはりリードトライできず。
その後、うさぎの耳に移動して先日のクラックをリードトライしようかどうか考えていましたが
うさぎの耳には別のパーティーが。。。
内心ホッとしつつもお目当てのルートは空いている。少々混み合っているものの周りのパーティーに断れば行けなくも無い。
しかし、その時の私は連日の登攀で手も足も傷だらけ血だらけ。
他のパーティーもいるし・・・・と言い訳して逃げ帰りました。
家でお風呂に浸かりながら、手足の傷が沁みる度に妙な達成感を感じつつも、最後にトライしなった臆病な自分を呪い、同時にもう、ただ楽しいだけでは満足できなくなってしまっている程、クライミングが好きなんだと感じている自分に気づく。
あ~もっと登れる様になりたい!!