こんにちは。
NRです。
年末山行として、八ヶ岳権現岳から赤岳の縦走してきました。
メンバーは、TJさんとHAくんです。
無雪期に歩いて危険箇所や地形など偵察をして臨みました。
しかし寒気が流れ込み、年末は怪しい天気予報。
駄目なら無理なアタックはせず、撤退する気持ちで現地へ向かいました。
ーーー 1日目 ーーー

自然歩道ハイキングコース。
明け方鈴鹿の方は雪で、八ヶ岳方面を心配したが、観音平口に着くと綺麗に月が見えていた。
準備して日の出とともに、出発した。
今から向かう編笠山はガスで見えず、なんか切ない。

富士山。
振り返ると朝焼けの富士山が見えた。
緩い斜面をひたすら登り続けた。

押手川分岐。
やっとここまで来た。
雪山装備などでザック重量が重く、よろよろです。
雲海展望台をベースにして、編笠山へアタックしようなど冗談を言いながら必死に登ります。

押手川付近の自然林を眺めながら登ります。
実際は、眺める余裕が無いくらい辛い時間帯でした。

小休止。
言葉に出るのは、辛い。。。。
眺望一つない樹林帯。重いザック。あと少しなんだけど足が進まない。

編笠山最後の急登。
トレースが薄く膝位のラッセルになる。

編笠山頂上。
やっとの思いで到着。雪が深くコースタイムが大幅に遅れた。
そして風速10m以上の風が吹いていた。

初ワカンのHAくん。
いつもHAくんには、クライミングなどで教わってばかりのNR。
この時は逆の立場。ちょっと天狗になってしまった。

青年小屋へ。
ここからトレースなし。

初ワカンのHAくん。
慎重に進んでおります。

権現岳。
青年小屋へ向かう際、綺麗に権現が見えた。
白と黒のモノクロの権現が、とても不気味に感じた。

落ちるNR。
今シーズン初ワカンで、ルンルン気分で先頭歩いていたら、低木帯で踏み抜きワカンが嵌まった。
やっとの思いで、外れたと思ったら次は、ストックが無い。。。。
お二方にも協力してもらい、ストックを捜索・・・・
探すこと5分くらい。TJさんが、埋もれていたストックを救出してくれましたm(__)m
一寸先は闇です。。。

青年小屋の冬期小屋。
ここで泊まった。
気温はこの時点で-20度。
夜になると何度まで下がるのか、不安になった。

青年小屋より編笠山。
綺麗な形の山である。
しかし登ると厳しい山であることが、分かった。

乙女の水。
到着するなりポリタンクを持って、水を取りに行った。
着くと静寂に包まれた、乙女の水付近。
耳を澄ませても、どこからも水の音は聞こえない。
冬だから当たり前かもしれない。。。
収穫なしで小屋に戻った。

夕食。
辛めのメニューで、体が温まった。
この日の小屋は、わたくしたちだけで広々使わせて頂きました。
そして、、、みんなで明日どうするか話し合いをした。
1日目のコースタイムが、雪の影響で大幅に遅れた。
この積雪量で、明日の山行も遅れると厳しい。
なので権現岳に11時迄に着かなければ、撤退しようと決めた。
撤退した時は再び小屋で宴会だね、と談笑し寝ました。
ーーー 2日目 ---

朝食。
やはり小屋の中は暖かく、ぐっすり寝れた。
小屋の中の気温ー15度。

編笠山。
準備等で、日の出時刻を過ぎてしまったが、綺麗な編笠山を見ることが出来た。

外気温。
今日も寒そうです。
しかし太陽が出ているので、暖かく感じます。

青年小屋より出発。
トレースなし。無雪期に歩いた時は、広く感じた樹林帯も、雪が積もると狭く感じる。

迷わずワカンを付けて進みます。
膝位のラッセル。
朝一番から暑くなってきます。

樹林帯が開けると、途端に雪が深くなります。
ここは、空荷でわたくしが先に上がった。
ザックを背負ってだと、胸位の雪で全く進まなかった。

振り返ると編笠山。
奥には南アルプスも見えていた。

西岳方面。

ノロシバ。
ここからのギボシと権現がとても格好良かった。

富士山。

阿弥陀岳。
阿弥陀南稜も綺麗に見えた。

風速10m以上の風が吹いていた。
樹林帯を抜けると、風は強くなりました。

景色は良いですが、風が強いのでぼちぼちと進みます。
夏道に薄っすら雪が有ります。

岩にも雪が積もり、アイゼンの爪を利かせ慎重に進みます。

西ギボシ基部。

登ってきた所を振り返ります。
落ちたら数百メートルは滑落しそうです。

雪が深いので支尾根に上がります。

西ギボシより権現方面を望む。

雪稜を歩きます。

雪稜でも吹きだまりで膝上位のラッセルになります。

東キボシ基部。
夏道が出ているので、夏道を使います。

天気も良いので気持ち良いです。
ここの斜面は風もあまり無く、暖かいです。

西ギボシを振り返ります。

鎖は出ています。
雪で岩が隠れているので、足場を確認しながら登って行きます。

トラバースしたいが、雪が深いので諦めます。

稜上に向けて登ります。
股下位のラッセルです。

東ギボシより赤岳方面を望む。
上がると視界が開け、綺麗な赤岳が迎え入れてくれました。

横岳方面をアップ。

ここからトラバース。
ピッケルを雪稜に差し慎重に進みます。

トラバースするTJさん。

権現に向け雪稜を歩きます。

権現まであと少しです。

権現小屋まであと少しです。
ここも胸位のラッセルです。

東ギボシを振り返ります。

権現岳頂上。
気付いたらHAくんは、頂上に進んでました。

権現に着いた時刻は、11時だった。
予定通りだった。
ならば先へ進む事を決め、権現小屋の横で小休止して赤岳に向け再び歩き始めた。

稜線は風が強い。
体が振られない様に、慎重に歩きます。

赤岳方面。
雲が多くなってきた。

61段の梯子。
安全を期して、セルフを取りながら梯子を下りた。

旭岳より権現を望む。
雪が有りますが、夏道を歩けます。

旭岳より赤岳方面。
三ツ頭方面から上がられた単独の先行者が、一人居ます。
この方とは、交互に先頭を入れ替わり進みます。

旭岳から下りて雪稜を歩きます。

ツルネまであと少しです。

ツルネより権現方面。
ツルネはとても風が強いです。道標に海老の尻尾が寒さを物語っています。

小屋までもう少しです。

本日の幕営地。
本当は樹林帯で幕営しようと思ったが、樹林帯でも雪が多く風がよく通る。
諦めて小屋まで下りた。

整地して幕営した。
単独の方はツエルトだった。厳冬期にツエルトは凄いです。
わたくし達を含め、幕営は3張だった。
夜は風が強く、度々音で起こされた。

夕食。
毎食お腹いっぱい食べれて、幸せです。
ーーー 3日目 ---

起きると眼鏡はこんな感じです。

朝食が出来るまでは、ヘルシーなおつまみを食べます。

朝食。

日の出。
テント内が明るくなってきたので、入口を開けたら見えました。
良い天気です。

富士山。

赤岳方面。
天狗尾根が綺麗です。

準備して出発です。
昨日稜線から小屋へ下降したトレースを使い、稜線に上がります。
昨晩雪が降り膝位のラッセルです。

稜線に上がると、青と白と茶の赤岳がくっきり見えます。

雪稜を歩きます。

振り返ると権現・旭岳が見えます。

阿弥陀南稜を横目に歩きます。

樹林帯を越えると、風が強くなります。
シュカブラが風の強さを物語っています。

キレット下部。
雪は少し有ります。

キレットは、風がよく抜ける為、耐風姿勢を時折作り、登って行きます。
雪が顔に当たると、小石を投げつけられているかのような痛さです。

キレットより権現方面を振り返ります。

キレット終了点よりキレットを見下ろす。

上がると、大天狗・小天狗が目の前に飛び込んできた。

風が無いところで、小休止。
歩いてきたところを振り返ります。

天狗の頭より富士山方面。

雪稜を歩きます。
相変わらず風は強いです。

あと少しです。

トラバース。
鎖出ていますが、慎重に進みます。

赤岳頂上が遂に見えました!!

何度も振り返る、権現への稜線。
もう少しです。

赤岳頂上。
3人で喜びを分かち合いました。

しばし歩いてきた権現への稜線を眺めます。

富士山。

阿弥陀方面。

風が強いので程々にして、山頂を後にします。

展望荘手前。
地吹雪で、とても寒かった。
ゴーグルが無かったので、目に雪が入り往生した。

展望荘で小休止。
至福の一時。
温かい珈琲とおしるこ。
とても体が温まった。

あまりゆっくりはしていられない。
程々に居座り、小屋を後にした。

赤岳を振り返る。

行者小屋。
とても賑やかだ。
そして暑い。。。。

行者小屋より展望荘を見上げる。

休憩していたら、どんどん雲が広がってきた。
ぼちぼち下ります。

南沢大滝。
途中氷の付き具合を確認のため立ち寄った。
HAくんの目は、活き活きしていた。やはりクライマーですね~。

美濃戸山荘。
暖炉の前で大休止。
気付くと、この一年を皆で振り返っていた。
今年の1月最初に有った山行も、この三人だった。
今年最後の山行も、この三人で歩いていた。
一年経つのは早いですね。
暖炉に向かって談義していたら、気付くと周りは誰も居なかった。

美濃戸口まで最後の歩きを始めます。
美濃戸口に着いて、しばらくしたら暗くなった。
車を回収するため、タクシーで向かい山行終了。
今回の山行は、雪山縦走ということで雪山装備などザックが重く、幾度と心が折れそうになった。
またラッセルや、ルーファイや、雪上幕営など一人では到底無理な山行でした。
TJさん・HAくんのお蔭で、楽しくそして多くの経験が出来ました。
ほんとうにありがとうございましたm(__)m