こんにちは。
NRです。
再び鈴鹿の御在所前尾根へ行ってきました。
週末は南岸低気圧で、荒れた天気。
八ヶ岳方面を計画していたが、前日夜から平野部でも積雪有りで、移動に往生するので遠出は諦め、御在所に決めました。

駐車場。
麓は完全に雨だった。
駐車場は雪と期待したが、、、、
やはり雨、時折霙だった。
車から降りるのに躊躇するくらいの天気。
ここまで来たし、取り敢えず歩いてみますかで準備した。

前尾根が見えてきた。
藤内小屋ではー1度。
ここでも雨・霙だった。

藤内壁出合から中又。
氷がだいぶ少なくなっていた。

P7取り付き。
既に昼が過ぎようとしていた。
2週間前の、
1/25~26 御在所 前尾根に来た時と比べて、格段に雪の量が増えています。
ここまで来て、やっと雨・霙から霙・雪に変わってきた。
時間は遅いが、時間を決めて登攀することにした。

P7-1ピッチ目。
前回は空身だったが、今回は日帰りザック背負っての登攀。
そしてなにより、雪が岩に付いている。
気合いを入れて臨んだ。

素手で登攀。
1段上がってのバンドより、ガバを取ろうとガバの上の雪を払ったら、氷でパックされたガバになっていた。
アウターグローブ外し、ウール手袋でガバを持つが、糸が氷にくっ付き、手袋が外れてガバが持てない。
しょうがなく素手でガバを掴み、そこから上のレッジに乗越した。
前回はレッジでテンション掛かったが、今回はアックスがガチ効きで乗越せた。

1P目終了点より見下ろす。
雪がどっさり付いており、雪を掻き分けながら登攀だった。
足を置くスタンスと、手のホールドを掘り出しながらの登攀で、前回と全く違う前尾根になっていた。

2ピッチ目。
カンテに左足が乗るまでが、難しい。
ここでも岩が氷でパックされており、足の置く位置を重点に登攀した。

2ピッチ目上部。
フカフカの雪。踏み外さない様に慎重に進む。

3ピッチ目。
大岩を乗越すのだが、大岩に積もっている雪を払ったが、氷でパックされた岩。
手掛かりが全く無い。
アックスも全く引っかからない。
前回は、雪が締まっていて、ピックがサクッと刺さりあっさり乗越せた。
今回は、ピックで凍ったスタンス箇所をほじくり落として、登攀した。

続いてP6。
前回は巻いたが、今回は巻かずに挑みました。

2段目のテラスより下を望む。
ここでも雪を掻き分けの登攀が続いた。
クラックがフレアーになっておりカムが効かない。

ここからが核心だった。
アックスは全く決まらない。
ここもクラックがフレアーになってプロテクションが取れない。
足が全然決まらないし、岩が凍って手が全く掛からなかった。
アイゼンの爪を頼りに、じわじわしか登れなかった。

1ピッチ目終了点より下を望む。

2ピッチ目。
フェースで4m程だがランナウトになる。
これを登れば終わりなので、気合い十分で挑んだ。
しかし、、、、
足が決まらない。
そして風が良く抜ける。
そうこうしているうちに、腕がパンプして辛くなり、諦めた。。。。
TJさんが、ここから懸垂で下りようと誘ってくる。
しかしここまで来て諦めたくないので、ザックをデポして上がらせて下さいと懇願した。
もう一度挑んだ。
挑む前に、足場になる所の雪をしっかり払い、岩に付いた氷を掻きだした。
そして登攀イメージを膨らませ再度挑戦。
上部まで来たところで、次は乗越しだが、アックスがなかなか決まらない。
アックスは諦め、凍ったガバを何とか掴み上に這い上がれた。

終了点。
辺りを見渡しても、ボルトが無い。。。。
TJさんに聞くと、そこら辺雪を掻けば出て来るわと、、、、
20センチ位積もった雪の下に発見。
P6終了。

終了点より下を望む。

藤内小屋方面を望む。
今の時刻16時を過ぎていた。
ここで終了。

藤内小屋。
18時前に到着。
ここからヘッデン付けて下山した。
この日は藤内沢で3人組のパーティーを見た以外誰にも会わなかった。
静かな御在所だった。
そして冬の前尾根。前回と全く違う冬の前尾根。
登攀は辛かったが、とても楽しくまた良い経験が出来ました。