こんにちは。
NRです。
八ヶ岳の阿弥陀岳北西稜へ、seitarouさんと、TJさんで行きました。
最近週末は天候に恵まれず、近場の山ばかりでしたが、久々に天気が良さそう。
それならば、遠出決行ということで北西稜へ行きました。
去年無雪期に歩き、はや半年が経ち、この日を待ち望んでいた。
去年書いたブログ、
「7/7 阿弥陀岳 北西稜」。
わたくしの所用で朝から出発して頂き、1日目はトレースを付け、2日目にアタックしました。

南沢。
赤岳山荘まで車で上がり、昼前からのんびりスタートした。
ここ最近の降雪で雪が多いため、ザックがよく木に引っ掛かった。
時間も時間なので登山道は閑散としていた。

南沢より阿弥陀北西稜を望む。
摩利支天がひと際目立つ。

テン場にテントを設営して、トレースを付けに出発した。
尾根末端から入って、地形図見ながら傾斜の緩い所を選んで歩いた。
ワカンとストックのお蔭で、快調にトレースを付ける事が出来た。

登山道から外れると、膝上、腰位のラッセルになる。
seitarouさんは、明日ワカンは置いて行くため、壺足で念入りにトレースを刻んだ。
露岩の110m下の肩で、もうここまでトレース付ければ森林限界も近いから大丈夫だろうと思い、折り返した。
後々これが。。。。。。

テントに戻り夕食となった。
外の気温もー10℃位で暖かく、春を感じた。

朝食。

準備をして予定通り5時に出発した。

昨日付けたトレースを忠実に辿り、登ります。
しかし、、、、、
昨日付けたトレースを過ぎてから、腰・胸ラッセルへと変わって行った。
全員ワカンを置いてきた。。。。
仕方なく壺足ラッセルが始まった。
雪は、極上のパウダー。
この時期雪が締まっていると思いきや、サラサラ。。。。

露岩。
想定外のラッセルに戸惑った。
ここから、もうラッセルは無いだろうと思っていたが、、、

やばくないですか、、、、

頑張ってみます!

ダメです。。。。
交代お願いします。。。。
こんなラッセルを誰が予想していたか。
考えが甘かった。

小ピークまであと少し。
樹林帯を抜けたからラッセルは、無くなると思いきや、、、、

ラッセルを順番に回して行きます。

吹き溜まりの通過には、胸・首・もしくは完全に埋まるラッセルになっています。。。。

小ピークへの最後の登り。

赤岳。
小ピークへ上がると視界が広がります。

北アルプス方面。

北アルプスアップ。

外気温。
小ピークからは、風が出てきました。
ずっとラッセルで雪を触り続け、手は冷たく感じた。が、身体は暑かった。

小ピークからの北西稜。
ここからの北西稜は、とてもカッコいい!!

リッジの右側を辿ります。

岩峰。
ロープは出さなかったですが、雪が付きホールド探しに雪を払い落しながら慎重に登ります。

振り返ると、だいぶ上がってきました。

第1岩壁手前の岩稜。

第1岩壁まであと少しです。

第1岩壁基部より北西稜を振り返る。

横岳方面。

赤岳方面。

阿弥陀北稜。
人が居るのが分かります。
基部で景色を眺めながら小休止し、ここからロープを出します。
やっと取付。
昨日は、ここまで1時間で来れると思いきや、ラッセルで3時間が過ぎていた。。。。

1ピッチ目。
TJさんが前回同様リードでスタート。
カメラ出すのが遅れ、あっという間に消えてしまいました。

バンドをトラバースです。
足元は切れており辛いです。
ここに来てやっと登攀が出来ます。

2ピッチ目。
わたくしNRがリードさせて頂きました。
イボイノシシとアイスフックを使うぞと、意気込んで登攀開始。

登攀終了。。。。
全然アイスフック効かなかった。。。。
草付きが凍って無かったです。。。。
寧ろ草の上に、サラサラの雪が被っているだけでした。
ランナウト気味で緊張しまくりでした。

TJさん。

seitarouさん。

第2岩壁基部から下を見下ろす。
南沢が分かります。

お二方は、終了点へ直登してきました。
わたくしは、リッジに乗り移り上がったのに、、、、

第2岩壁。
下から見ると、正に壁です。

直登は辛そうなので、迷わず左から抜けます。
ここもわたくしがリードさせて頂きました。

バンドのトラバース。
トレースが無い為に、一歩一歩足場を作り進みます。

3ピッチ目終了点。
ここはボルトが有り、ここで終ろうと思ったのですが無雪期に来た時、ここからだと核心部分が全く見えないから一段上がってバンドで終了にしようと、進みました。

seitarouさんを迎えます。
ボルトからバンドに上がるのも、岩が立っていて辛いです。
アックスを草付きに差し、上がりました。

終了点でseitarouさんからご指南を頂き、プロテクションの見直しをした。

最終ピッチ。
前回は雨で岩はツルツル。
A0でも怖かった。
今回はジャムを利かせフリーで抜けるを目標に掲げ登攀に挑んだ。
その前に、、、
ここのリードは誰がするということで、前夜話し合いしていて最終ピッチはseitarouさんがして、
そこまではTJさんと、わたくしがすると話していた。
しかし、seitarouさんから「このピッチをリードしたいなら、リードした方が良い」と。
お言葉に甘え、有り難くリードをさせて頂きました。

バンドをトラバースして凹角に上がります。

ドライツーリング。
滝洞谷の山行が効いています。

乗越し手前はハング気味。

足元を見ると、岩に爪跡だらけ。
アイゼン爪は研いできたので、滑ることは無かったです。

足が辛い。。。。
結局A0。。。。。
まだまだ修行が足らないです。

seitarouさん。
バンドのトラバース。

ドライツーリングを楽しんでました。

TJさん。
辛~いと言いながらも、さくさく登攀してきます。

上がると景色が一段と綺麗です。
高度感も有ります!!

ここからは雪稜歩きです。

摩利支天。
右には権現です。

阿弥陀山頂への雪稜。
左は赤岳。

山頂に到着。
道標がとても埋まっています。

権現方面。

山頂で小休止。
風もほとんど無く、眺望も良く最高の天気です。

下山。
北稜を使い下山します。

横を振り向くと、北西稜。

途中懸垂で下ります。

トレースを辿り、、、、、無事下山。
北西稜は、総合力が試されるルートと書かれているが、ほんとその通りだった。
取付までは、ラッセルの体力勝負と、ノートレースでルーファイしながら進んだ。
岩壁からは、雪の付いた岩稜を進んだ。
今回の山行もとても勉強になり、楽しく過ごせましたm(__)m