こんにちは。
NRです。
北アルプスの槍ヶ岳北鎌尾根へ行ってきました。

河童橋。
先週より、更に雪解けが進んだ感じです。
上高地で偶然にも、お知り合いの方と出会いしばし談笑。
好天気を狙い1泊ですが、わたくし達は2泊。
雨降られる前に、無事下山出来るよう祈った。
2年前秋に歩いた無雪期の北鎌尾根。
今回残雪期の北鎌尾根が、どのような尾根になっているのか楽しみだった。

槍沢。
初めての槍沢。
とても新鮮で、次どんな風景が見えるのだろうかと、わくわくしながら歩いた。

樹林帯を抜けると、太陽の日差しが永遠当たり暑すぎる。。。

ババ平。
テン場は5張り程で、静かなテン場だった。

大曲。
そこから水俣乗越に向け急登を登った。
うっすらトレースが有り、有り難く使わせて頂いた。
が、途中で現在地を確認したら違うみたいだ。
修正も考えたが、東鎌尾根に着いてから考えることにし、
ひたすら登り続けた。

東鎌尾根。
そこから槍の穂先が見えた。
1週間前に歩いた前穂高岳北尾根。

下降。
水俣まで歩こうと思ったが、下降点より雪も繋がっておりそのまま下降した。

北鎌沢出合。
天上沢は、所々雪が解け水が流れていた。
水を簡単に確保でき安心した。

夕食。
ぽかぽかなので、外で食べた。

サラダと穂先。
テントから、穂先が見える絶景のロケーションだった。

日の入り。
明日に備え早めに就寝した。
ーーー 2日目 ---

北鎌のコル。
日の出前にコルへ到着する様に、起床出発した。
計画通りコルへ着いた。
わたくし達を含め5パーティ程居たが、最初にコルへ着いた。

立山方面。

日の出まであと少しです。

雪が少なく、ハイマツを掻き分けたり、木の根を掴んだり徐々に登っていきます。

日の出。

立山方面。

雪稜。

P8。
北アルプスの山々がほんと美しいです。

北尾根も綺麗です。

雪稜。

独標。
P8を越えると、独標が見えた。

黒部五郎方面。

P8。
クライムダウンは、テン泊装備なので慎重に進んだ。

独標が大きく見えてきた。

先行パーティを発見した。
わたくし達が一番乗りかと思っていたが、先行していた。
後々お聞きすると、独標下で泊まっていたみたいだ。

無雪期ならトラバースルートと直登ルートの選択あるが、
雪が着くと、直登ルートみたいだ。
どんなルートか高揚してきた。

小ピーク。
天上沢側から巻いた。
今回の核心だった。
千丈沢から巻けばすんなり行けたみたいだが、天上沢から巻いたら
バンドのトラバースだった。
バンドだけならまだ良いが、木の根や岩などで匍匐前進でトラバースした。
そこでは、全員悶絶していた。
ほんと申し訳ない。。。。

そこからコルへは、巻けず一度雪壁を下りないと駄目なので懸垂で下りた。
グズグズの雪で、足を固めながら一歩一歩進んだ。

そしてどでかい雪庇で、わたくしが最初に下り弱点は無いか見た。
最悪スコップ片手に突破かと、考えた。

すると何とか登れそうなルートが有り、慎重にコルへ突き上げた。
とても充実感あるルートだった。

独標。
下部はロープをフルに使いピッチを切った。
氷や岩や雪壁でした。

上部は、雪壁で慎重に登った。
下部の1ピッチだけロープを出した。

槍の穂先が見えました。

小岩峰が続きます。

天上沢側トラバ。
雪がグズグズで、幾度と踏み抜き緊張しっぱなしだった。

穂先に向かい一歩一歩近づき、とても気持ち良い尾根です。

雪壁。
岩が出ていると思えば、雪も出てくる。
アイゼンワークを慎重に進みます。

穂先がどんどん近付いてきます。

諸君頑張れレリーフを横目に進みます。

穂先が近付くにつれ、雲行きが怪しくなります。

北鎌平。
独標で泊まっていたパーティと独標越えてから、抜きつ抜かれつだった。
一休みされていたので、ここから先に行かせて頂いた。

後は穂先だけ。
ここまでくると、槍ヶ岳=尖った山容は無く、優しい山容へと変わっていた。

穂先直下。
傾斜も強くなり緊張感も増してくる。
そして残雪期ならではの、岩の脆さも有り落石など慎重に進んだ。
ここは直上とチムニールートがあるが、直上ルートを選択した。
ルーファイを楽しみながら、最後まで気を抜かず歩いた。

山頂から、登山者がこちらを覗き見ていた。
山頂まで近いのを感じ、嬉しさが込み上げてくる。

北鎌渋滞。
誰もチムニールートに行ってないのだろうか。
15人程だろうか。
バリエーションルートが、数珠繋ぎになっていた。

山頂直下。

祠。
山頂に到着。
穂先に誰も居なかったが、わたくし達の後ろには沢山の方々が居る。
狭い山頂は、みるみるうちに北鎌尾根から歩いてきた方々でごった返していた。
みんなで喜びを分かち合い、しばし余韻に浸った。

山荘までは雪が無いので、アイゼンを外し穂先より下りた。

下山。
3日目の天気は下り坂ということで、なるべく高度を下げたかった。
ここから横尾までひたすら歩いた。
最後はヘロヘロで、ヘッデン付け横尾まで下りた。
この日は、テン泊装備で17時間とハードな1日だった。
ーーー 3日目 ---

横尾。
夜明け前に起床し雨が降って無いので、日の出とともに横尾を後にした。

無事下山。
温泉入り、車に乗ると雨が降ってきた。
雨に濡れずほんと良かった。
今回の北鎌計画を無事完遂出来た。
パーティ全員で、あらゆる試練を支えあえた結果だと強く思った。
御一緒させて頂いた三人の方々に、とても感謝しております。
そしてトレースを付けて頂いた先人の方々にも、感謝です。
GW前半は、前穂高岳北尾根。
後半は、槍ヶ岳北鎌尾根。
ずっと行きたかった雪の北尾根と北鎌尾根。
一人では到底無理ですが、信頼するメンバーに支えられ幸せを感じたGWでした。